映画 “Resident Evil”シリーズPart4 “Afterlife”が封切られたので早速見て来ました。
日本では「バイオハザード・シリーズ」と言う方が一般的でしょうか。
 
要するに近未来を舞台にしたバイオ&ゾンビ物なんですが、プレーステーションでバイオハザード・ゲームをやったためか、映画も第1作からはまり、全部見ています。
 
女房に言わせれば、「ゾンビ映画なんて気持ち悪いものは、お金をもらっても見たくない。お金を払って見る人の気がしれない」とのことですが、何事についても、なぜそれにはまるのか?を他人に対して説得力のある説明をするのは至難です。
ほとんど無理。
 
地下研究所という密室空間で展開したパート1に比べると、パート3、パート4は荒廃した近未来世界で展開する再現のないバトルということで、昔の映画“Mad Max”の世界に似てきましたね。ちなみにMad Maxの主役メル・ギブソンは大好きな役者です。
 
しかし、欧米人、特にアメリカ人は、なんでこんなにゾンビ映画が好きなんでしょうか? 連中、昔から数限りないゾンビ映画をつくってきました。
 
ゾンビというのは、人間としての意思、魂を失った生き物で、ほとんど食物(人間)を求めての条件反射的な攻撃衝動だけで動いている。日本にはこういう類例がないですね。幽霊も妖怪も、固有の意思とか感情は持っている。
 
ソンビというものがこれほど溢れ出てくる連中の文化的な土壌って、一体なんなんだろう・・・・とずうっと考え続けているのですが、まだ納得のいく仮説ができません。
ご意見のある方は、どうぞ。
 
映画の前宣伝に「大江戸りびんぐでっど」というものが紹介されました。
宮藤官九郎のいたずらのような作品ですね。
歌舞伎界にもけっこうゾンビ映画好きがいるってことでしょうか。
 
追記:「ゾンビ映画を見るときの心得」だそうです。