龍谷大学は親鸞聖人の教えを建学の精神にしているので、大学のあちらこちらに仏教の教えに関する短いフレーズが掲載されていたりする。その中で「あれっ?」と思わせるものがあった。正岡子規の文章の一節である。
本日放映のNHKドラマ「坂の上の雲」の正岡子規の闘病と死を見て思い出したので、ここに書いておこう。
 
「悟りといふ事は
如何なる場合にも平気で死ぬる事
かと思って居たのは間違ひで、
悟りといふ事は
如何なる場合にも平気で生きて居る事であつた」
 
なるほど、なるほど、と合点できるでしょ。