共著で一冊出版致します。発売は1月12日の予定です。
 
PHP研究所、1月12日発売予定
 
以下は出版社による本書の概要説明:
中国、アメリカ、朝鮮半島、インド・パキスタン、イラン……。「政権交代の2012年」の前年、各国で発生する内部闘争が国際政治を大きく動かし、アジアに“大津波”が発生する危険が高まる!
中国の内部情報に詳しい清水美和氏(東京新聞論説主幹)、各国のインテリジェンス活動に精通したジャーナリスト・春名幹男氏、米国経済・為替分析に定評のあるエコノミスト・竹中正治氏、サイバー・セキュリティの専門家・名和利男氏など、当代一流の情報分析のプロ8人が集まり、「ワールドアナリシス・グループ」を結成。
新聞やテレビでは報道されない、プロが独自に集めた最新の現地情報が満載。さらに、そこからの見通された驚愕のシナリオは、大変刺激的だ。 世界各国に事業展開を図る日本企業、さらにはビジネスマンが、リスク管理のために押さえておくべき見方が盛り込まれた、価値のある一冊。
 
補足:
共著者の中で一番シニアな方は、春名幹男氏で代表的なご著書には「秘密のファイル、CIAの対日工作(上下)」があり、私も以前読んで勉強しました。元共同通信で米国政治、国際政治情勢をご専門にされてきた先生です。
 
私は米国経済の章を担当しています。本書の編集方針として、リスク要因に焦点を絞って書くということでしたので、米国経済の抱えるリスク要因にスポットを当てています。ただし、それらのリスク要因が実際に顕現化して、2011年に米国経済の回復が失速、あるいは長期低迷に陥る可能性は、主観的な確率としては「25%、あるいはそれ以下」と明記しておりますので、誤解のされないようにお受けとめください。私の米国経済にかんするメインシナリオは2009年半ばから「回復過程の持続」でずっと変わっていません。
私と欧州経済の章を担当した西村陽造さん以外は、国際政治情勢に詳しい執筆陣ですので、北朝鮮問題や中国を巡る国際政治情勢の変化などについてご関心のある方に、特にお薦めできます。
 
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