このブログのリピーターの方は手数料の高い投資信託などバカバカしくって買わないだろうが、そういう方は決して世間の多数派ではないので、改めて書いておこう。
 
梅屋敷商店街のランダムウォーカーさんのブログで紹介されていたので知ったのだが、金融庁の金融審議会に報告されたモーニングスターの報告資料が、手数料の高い投資信託の販売ばかりに傾斜する同業界の問題点を良く浮き彫りにしている。
 
以下は金融庁の掲載サイト
梅屋敷商店街のランダムウォーカーさんの本件紹介のサイトは以下の通り。
 
本当にじいさん、ばあさん騙して、手数料の高い投信ばかり売り込み、ユーザーを食いもんにしていると、しまいにこの業界滅びるぞ。実際、上場ETFが種類を拡大したおかげで、分散投資なら手数料の遥かに安いETFで間に合う。 
 
投信自体の役割は事実上終わっていると私は思う。ただ「ETFってなんじゃ?」という人々が沢山いて、彼らが金持っているおかげで、食いものにされているだけだ。
 
私は大学の演習(基礎演習)では、モーニングスターのデータを使って、手数料の高い投信ほどネットリターン(手数料差し引き後のリターン)が低いことを学生諸君に実習させている。「この世には知らなければカモにされる、騙されることが沢山あるんだぞ。だから勉強が欠かせないんだ!」と教えている。