今週の共感できる論考を2件掲載しておこう(facebookでは掲載済)
 
1.真の金融・投資立国を目指そう
日本で「金融・投資立国を目指せ」と主張すると、賛同する方も反対する方も、多くの場合「金融・投資立国=金融機関が収益をあげる」という様に反応するのだが、これが間違い。
目的は最終投資家の利益であり、最終投資家の合理的なリスクテイクが公平に報われるように市場を整備するのが基本。

 
「投資家の利益が第1なくして金融立国なし」 
安東泰志 ニューホライズンキャピタル 取締役社長兼会長
引用:「日本で投資信託を買えば、非常に高い販売手数料や信託報酬を取られたうえ、元本取り崩しによるものと利益配当をごちゃまぜにした、見せかけの「毎月分配の高配当」で、お客を釣るような販売までもが許されている。金融商品を売る金融機関の利益の方が、投資家より優先されているのだ。」
http://diamond.jp/articles/-/17937
 
2、大切なのは学び方を学ぶこと
現代では既成知識はどんどん陳腐化する。だから既成知識詰め込み式の学習(記憶学習)では変化に適応できない。大切なの「学び方」自体を学んでおくことだ。そうすれば、変化する環境の中で自分自身で発見や解答を得ながら、知識を蓄積して行くことができるだろう。

若い諸君、陳腐化おやじ(おばん)にならないために、心にとめてください。
 
「今は存在しない職業への準備」 山内祐平、東京大学大学院准教授
引用:「1つめの「思考の方法」とは、知的生産を担う労働者が行う高度な思考に必要な能力である。批判的思考や問題解決能力については従来から学校の教育目標に取り入れられてきたが、創造性や意志決定、自己学習能力やメタ認知などが、イノベーションに必要な技能として最近重要視されるようになっている。」
 
 
竹中正治HP
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