週末のWSJ記事
高値更新を続ける米国株式、先週末の雇用統計が良かったので再び先行きの景気への強気の見通しが強まっている。私も米国の実体経済は来年は今年よりさらに上向くと思っている。
しかし株価はそういう事態を既に相場に織り込んで上がってきた。
この記事が示唆する投資方針に私は賛成だ。
 
「相場が上がり続ける限り、キャピタルゲインを追いたい」「全額高値圏で売り抜けたい」 
そもそもそういう様に欲の皮を突っ張らせるから、チキンレースに巻き込まれて、いつかまた来る急落・暴落局面でパニックになったり、茫然自失となるんだよな。

実際、私の米国株の持高(S&P500連動ファンド)も核になる長期保有分(約6割)を残して、4割は売ってキャッシュにしている。

quote:“The stock market is near record highs. More money came into U.S. stock mutual funds
the week of Oct. 23 than during any other week since 2007. Initial public offerings like Twitter
TWTR -7.24% are booming.

So have you considered keeping more of your assets in cash?
At first, the question sounds crazy.

But cash doesn’t earn its keep on yield alone. All investors should realize that cash can be
priceless, even when its yield after inflation is negative. Cash “is an option on the future,”・・・・
Having a cushion of cash can help you stay invested when stocks tumble — as they surely will
sooner or later. And a cushion can enable you to do what cash-poor investors find almost
impossible: Buy stocks and other assets as bear markets turn them into bargains.”
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追記:11月15日米株、世界的な株高を巻き込みながら高値更新
ヘッジ ファンド連中が再度株買いで動き出しているようだから、まだ上がって行きそうな雰囲気ではありますが、以前から紹介しているShiller PER Ratioは25を超えて上がって来た点、留意しておきましょう。
 
追記:WSJ Nov.23
 
追記:日経新聞11月26日
「25日の市場ではこんな声が聞かれた。「今年まだ稼げていないヘッジファンドが日本株買い・円売りを中心に仕掛けている」。緩和マネーが米欧の株式相場を下支えするという安心感がある。」(^_^;)
 
「「株高をけん引してきたのは海外ヘッジファンドなど短期筋の円売り・株買い」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の芳賀沼千里チーフストラテジスト)とされる。一方で、相場の短期的な過熱を警戒する声も増えている。」
 
追記:11月26日夜 今ちょっと忙しいので、週末にでも改めて書きますが、円安日本株高も含めて今の相場は「ヘッジファンド相場」です。したがって、高値圏でしっかりと売り抜くことが大切。来年の春までに今年の5月過ぎの様な短期的な反落調整局面(ドル円相場も株も)がある可能性が高いと思います。
「どこが高値圏か?」 それぞれにご判断ください。
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