毎度のロイターコラムです。
今回は消費者物価指数の回帰分析と推計予測をやってみました。

冒頭引用:「日本経済は4半世紀ぶりの人手不足となった。失業率は2.8%(4月)まで下がり、有効求人倍率は1.48倍(同)といずれも1990年代初頭までさかのぼる水準だ。

ここまで来ると賃金が上がり、消費の増加を伴ってインフレ率が上がっても良さそうだが、消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)は前年同月比0.3%(4月)にすぎず、低インフレから日本は抜け出せていない。
一方、米国でも2008―09年の大景気後退からの回復過程で低インフレが続いたものの、今や消費者物価上昇率は2%台に乗り、緩やかな金利引き上げに加え、非伝統的金融政策で膨張した米連邦準備理事会(FRB)のバランスシートの正常化が視野に入り始めた。
何が日本の低インフレ脱却を阻んでいるのか、またそれが円相場や株価に意味することを考えてみよう・・・」

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追記:伊藤隆敏先生の日本の物価に関する予想、かなり楽観的です(以下URL)。
恐縮ながら、私の見通しは、伊藤先生のとはかなり違うものになってしまいました。1~2年経ったらレビューしてみましょう。

引用:「それでも、伊藤教授はインフレ圧力の顕在化は近いとみる。教授の分析によれば、失業率と賃金・物価の関係を描いたフィリップス曲線は「日本ではL字型だ」と指摘。80年代から、1)インフレ率が下がっても失業率の上昇は限定的、2)物価が小幅なマイナス圏に停滞する中で失業率が上昇、3)失業率の低下が進んでも物価が上がらない、局面を経てきたが、今や賃金とインフレ率が上がっていく「L字の角に差し掛かりつつある」と言う。
  原油価格がこれ以上大幅に下がらないことと、為替相場が安定的に推移して極端な円高が避けられることを前提に、伊藤教授は「これからは物価が上がるだろうと楽観的に見通すこともできる。黒田総裁はたぶん、それを望んでいる。希望も含め、上がる可能性は高い」と読む。」