現代ビジネスへの寄稿、本日掲載されました。
タイトルはやや刺激的ですが、編集サイドのご意向とご理解ください(^^;)
私のメッセージを一番良く表しているのは、サブタイトルの「既存産業の『創造的破壊』が必要だ」でしょう。

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一部引用:「日本経済は長期的には、失業ではなく労働力不足が課題になるステージに移行している。ただし労働力不足と言っても、職業による過不足のばらつきは大きい。その点を見るために、職業別の有効求人倍率と就職件数(月間)(厚生労働省、ハローワーク・データ)の分布を示したのが図2である。

まず目につくのは一番左上に位置する「事務的職業」である(赤色)。就職件数で最大のボリュームゾーンであるが、有効求人倍率は0.4倍と最も低く、雇用需給は著しく余剰に傾斜している。

比較的大きなボリュームゾーンで有効求人倍率が2.0以上(水色)は、「専門的・技術的職業」、「サービスの職業」、「介護関係の職種」、「輸送・機械運転の職業」である(サービスの職業は介護、保健医療、飲食物調理、接客・給仕等からなり、近年追加された「介護関係職種」と重複する)。

こうした求人倍率の分布は、まさに現代のイノベーションが引き起こしている雇用需給構造のシフトを如実に表している。

すなわち、90年代から機械による代替が進んだ定型的な事務労働は、依然大きなボリュームゾーンではあるが、完全に雇用需給が余剰基調である。

一方、人手不足分野では、相対的に高付加価値の専門的・技術的職業と、対人的なサービスの職業(含む介護関係の職種)や輸送・機械運転の業務、ならびに運転や建設など現場業務への二極化が進行している・・・」

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