現代ビジネスへの寄稿です。今朝掲載されました。
先日のブログに書いたネタを肉付けしたものですが、ブログに投資掲載した図表と数字は、私の勘違いで取り違えていました。ブログも訂正済みです。
骨子の趣旨は変わりません。

引用:「そんな日本の労働市場でも1990年代以降一貫して賃金が上昇し、93年比で23%も賃金(時給換算ベース)が増加した雇用部門がある。しかも当該分野での雇用は拡大の一途をたどり、今では全雇用者の3割を超える。

「えっ~嘘だろ。そんな分野があるのか」と思われるであろう。実はそれはパートタイム労働者の賃金である。

図表1が示す通り、90年代以降も右肩上がりで上昇し、2012年12月以降の平均年率の伸び率はプラス1.6%、17年以降はプラス2%を超えている(月々のぶれを均すために12ヵ月移動平均で表示している)。

一方、フルタイム労働者の賃金伸び率は図表2が示す通り、1998年にピークを付けた後は2012年まで緩やかながら下げ基調だった。2013年からは上げ基調に転じるが、上昇テンポは微弱で2012年12月以降18年6月現在まで年率平均プラス0.8%にとどまっている・・・」

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