たけなかまさはるブログ

Yahooブログから2019年8月に引っ越しました。

2020年02月

ダイヤモンドオンラインへの寄稿です。今朝掲載されました。

https://diamond.jp/articles/-/228348


冒頭部分引用:「世界保健機関(WHO)は現状では新型コロナウイルス感染症の中国国外での広がりが限定的であることから、本稿執筆時点では「パンデミック(世界的な感染症の大流行)」ではないと語っている。

 しかし状況は依然不確実で流動的であり、仮に世界的な規模での感染爆発にならずとも、中国の経済活動の停滞で日本をはじめ世界経済へのマイナスの影響は不可避だ。現時点では想定に基づく大ざっぱな推測しかできないが、今回は日本経済などへの影響度を考えてみよう。

 結論を先取りすれば、先進国では日本、ドイツ、韓国をはじめ、中国と経済の相互依存関係の深いアジア諸国を中心に景気後退局面への移行はほぼ不可避に思える。主要企業のこれに関連した収益見通しの下方修正もこれから続出するはずだ。その一方、個人消費を中心とする内需主導の米国経済が受けるマイナスの影響度は相対的に少ないと考えられる・・・

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202002 図表1

202002 図表2



ダイヤモンドオンラインへの寄稿です。2020年1月17日に掲載されました。

「日本株長期右肩上がりを支える高利益率の復活、今こそトラウマ脱却の時か」
https://diamond.jp/articles/-/225917

冒頭部分引用:「果たして2020年の景気と株価について楽観的な見通しで良いのか、あるいは警戒的なスタンスを強めるべきなのか、意見が分かれる状態だ。

 舞台の上でどう動けば良いのか混乱した時には「ゆっくり遠くを見る」。これは狂言・能楽師、野村万之丞の言葉だ。筆者は2020年中か遅くとも2021年には米国が景気後退局面に入り、中国の経済成長率の下方シフトも加わって、日本は景気後退となるだろうという中期予測を昨年から維持しているが、より重要なのは長期の大局観だと考えている。

 その観点から2020年代の日本株の動向について、日本株は1990年代のバブル崩壊で失われていた右肩上がりのトレンドを回復し、2020年代には日経平均で3万円を超えるという長期楽観の展望を昨年2度に分けて述べた。

こうした展望が実現する前提は日本の企業部門全体の利益が、景気循環的な変動はあっても、長期趨勢的に増加トレンドをたどることである。そこで今回は企業利益の動向をもう少し詳しく見て、日本企業の利益動向の回復ぶりを確認してみよう。


結論部分引用:「
2020年中、遅くとも2021年には米国が景気後退に移行し、日本経済もそれに伴って景気後退、株価も大きく反落という中期予想は不変であるが、長期的に日本株の比率を増やそうと考えるに至った。ただし、筆者は一発勝負をしない慎重居士なので、ここは基本に立ち戻り、複数の日本株投信を定額積立で買い増すことにした。予想通り株価の反落局面が到来すれば、整斉と買い増す方針である

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