日本株が今春以降冴えないのは、新型コロナ感染でも「オリンピックで~」もなく、中国株の下落に引っ張られているのだよ(-ω-)/

 

こんなことは、もっと早く気が付くべきだった。

 

MSCI Chinaも日経平均株価指数も高値を付けたのは今年214日週、以降、日経平均株価指数は中国株価指数との連動性(正の相関)を強めてじり安だ(上段の図、赤い点線が相関係数)。

一方、米国株(S&P500)は逆にジリ高で、日経平均との相関は低下している(下段の図、黒い点線が相関係数)。

 

中国株との正の相関係数は日経平均の方がTOPIXより高い。日経平均の上位構成銘柄は、ファーストリテイリング、ソフトバンクG、東京エレクトン、ファナック、ダイキンなどいずれも中国収益比率の高い銘柄だから、自然な結果だ。

 

投資家層(主に海外投資家層?)は、中国経済・金融リスク(規制強化、社債デフォルトなど)とその日本への負のインパクトを強く意識しているのだろう。そして米国市場はそうした中国リスクの負の影響からは相対的には堅固と意識されているということだね。