少し前に東京の液状化危険度マップを紹介したが、もうひとつ参考になるデータサイトを見つけた。
東京都都市整備局が開示している「地域危険度測定調査結果」である(以下サイト)。
液状化予測図は以下のサイト
火災や建物倒壊の危険度を評価して、AAAからBBBまでの危険度ランクが表示されている。
ふ~ん、お役所の仕事にしては大胆な開示じゃないか。
これを見て、自分の住む、あるいは働く地域(あるいはその近傍が)AAAなら胸をなでおろし、BBBなら((+_+))となるのも一興であろうか。
これと以下の液状化危険度マップを合わせれば、危険地域を回避できる可能性はぐんと上がるだろう。
投資目的でマンションを買うなら、これは絶対参照したい。
「ゲッ、私の自宅はBBB! 住宅ローンたっぷりあるねん。どうしろちゅ-ねん」という方もいるだろうが、備えあれば憂いなしだ。
TV報道で紹介していたが、東北沿岸の町で、なんという町だか忘れたが、大防波堤がなく地震・津波に最も脆弱と言われていた町では、毎年避難訓練を行ない、地震が起こったら即町民全員が助け合い山の避難場所を目指して避難することを徹底していたそうだ。その結果、今回の震災でも町全体で死者は1名を除いてほぼ全員が助かったという「快挙」を達成したそうだ。
一方で、日本最大の大防波堤に守られていた町は、そのことが安心感になって、逃げ遅れてしまった方がも多いとか。まことに人生は塞翁が馬だ。
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