昨晩のスイス中銀の発表、既に各種報道でご覧だろう。
 
「スイス国立銀行(中央銀行)は6日、過去最高値圏に上昇したスイスフラン相場を押し下げるため、1ユーロ=1.2スイスフランの上限を設けてユーロ相場に連動させる異例の通貨政策を導入。上限以下に抑えるため無制限にスイスフラン売り・ユーロ買いの介入を実施するという。」9月7日、日本経済新聞 朝刊
 
日本では介入の権限は財務省にある。日銀は介入の執行機関である。野田政権・財務省にもこのぐらい断固とした姿勢を示すべきだろう。日銀が介入したら、放出した円資金は回収せずに非不胎化して多少でもリフレ効果を出すべきだ。
ドル円で77円台に少し円安に戻ったのも、「日本も思い切ったことをするかもしれない」との市場参加者の思惑、あるいは期待の結果だ。 なにもできないと、もっと円高にいっちゃうぞ~。