私も書いているのだが、週刊エコノミスト11月臨時増刊号「金、ドル、資本主義」での金価格をめぐる論者の意見対立が面白い。以下、簡単に紹介しよう。興味を持たれたら、ご購読もよろしく。
「金価格はどこまで上昇するか」芥田知至 金ブル度★★★
「消去法的に金が選ばれやすい状況は今後も続き、来年には再び1800ドル台に乗せるだろう。」
「世界経済の不安を映す金高騰」池水雄一 金ブル度★★★
「上昇を続けるゴールドは、まったく新しい時代に入ったと言えるかもしれない。資産のほんの一部でもゴールドで持つのは、将来不安に対する保険として有効な手段である」
「9月の暴落後も金が買われるこれだけの理由」池上雄一(同上人物)
「これからも金を買い続けるインドと中国」高橋祥夫 金ブル度-
ただし、価格予想については明言なし。
「金関連ファンドの中身を詳しく見ると」篠田尚子 金ブル度★
「金関連のファンドはあくまでもポートフォリオのスパイス的要素として取り入れるようにしたい」(金がスパイス的???料理じゃないんだから・・・意味不明)
「ルポ、金の買い時、金の売り時」大山弘子 金ブル度-
「金で最後に笑うのは、いったい誰なのか。答えがわかるのは、そう遠くない先かも」(つまり「あたしはわかんない派」)
「金色(こんじき)の熱狂、ゴールド・バブルは、はじける」竹中正治 金ベアー度☆☆☆
「現在のように趨勢的な傾向から大きく上方乖離した価格で買えば、長期で保有しても取り戻せない損失を抱える可能性が高い」「チキンレースの崖が見えて来た時、金価格は暴落するだろう」
以上、私だけが明確な金ベアーでしたね。
1、2年経ったらこのブログをまた開いてみましょうかね。
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