グロービス経営大学院(ビジネススクール)が東京で開催したTPPを巡るパネル・ディスカッション
その参加者のひとり池田信夫氏のブログを参考までに張り付けておこうか。
TPPに関する池田氏の主張の全容はきちんと読んでいないが、先日私がこのブログでも紹介したP・クルーグマンのテキスト「国際経済学」を引用しているので、自由貿易論を支持する点で発想のベースは同じだと思う。
以前述べた通りクルーグマンは、学問的には新古典派を批判するケインジアン、あるいはネオ・ケインジアンであり、政治的には米国の保守に対するリベラルであり、かつ自由貿易論の擁護者である。
彼は米国の政治・政策論談では明確な左派になるが、おそらく彼とほぼ同じような主張を日本の政治・政策論壇で展開すれば、自由貿易論の擁護・主張の故に「市場原理主義」と揶揄する人達が出てくるだろうな。
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