毎度の日経ビジネスオンライン「ニュースを斬る」に以下のタイトルで寄稿しました。
明日11月30日(水曜日)に掲載される予定です。
 
「ユーロはこのまま自壊するのか?危機は感染爆発のように伝染する」
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掲載されました(以下サイト)。 
 
竹中正治HP
 
追記1:ECBの国債買い取り禁止ルール、No bail-out clause(他国救済禁止条項)について
 1991年12月10日、EU加盟国によるマーストリヒト条約の第104条・B項、並びに同条約を継承したリスボン条約の第125条により、EUと加盟国は特定の国の支払い責任を負うことを禁止している。
 
追記2:本論考での私のような主張(緊急処置としてECBが加盟国国債の無制限買い取りを宣言、実行すべきだ)に対する典型的な批判意見が11月30日付のFTに掲載されているので、記録しておこう(以下サイト、非登録だと読めないかもしれない)。
Moral hazard will result from ECB bond buying
 
 追記3:今回のユーロ危機について、日本に関して唯一プラスの効果があるのは、政府債務の膨張を止めないと「日本もユーロ圏のような危機になる」という危機感が、日本にも少し出てきていることだろうか。
 何度も強調しておくけど、今すぐ緊縮しろと言っているのではない。財政再建はダイエットと同じで急にやろうとすれば体を壊す。長期の時間をかけて計画的にやるしかない。だから今から計画的にとりくむべきだと考えている。「景気が十分に良くなってから」では結局「明日からダイエットします」と毎日言っているようなもので、話にならない。