以前から紹介しているREIT相場の割高・割安を示唆するP/NAV指標(以下サイト)
 
とうとう2006-07年並みの割高水準まで到達しました。
もちろん、賃料の上昇、空室率の低下などで、収益還元した不動産価値が増加すれば、REIT価格のさらなる上昇も可能ですが、ここはひとまず、期待先行による上昇度合いがかなり限界まで伸びきっていると判断しておきましょうか。
 
とりあえず、保有していたREITで最も配当利回りが下がった(価格が上がった)ものを一部売りました。
まだ3分の2、残っていますがね。
REITの期待配当利回り3%割れは、やはり行き過ぎでしょう。
 
日銀黒田新総裁は量的金融緩和の手段として「REITも、もっと買え!」って方針出すんでしょうか?
 
 追記
本日の日経新聞夕刊記事
「アジア富裕層、都心の高級マンションを積極購入」
引用:「アジア富裕層の間で東京都心の高級マンションを購入する動きが広がってきた。日本の金融緩和に伴う円安の進行で従来以上に価格に割安感が出ているためだ。仲介業者はシンガポールや台湾での商談会を増やしており、昨年比5割増の成約を見込む会社もある。デベロッパーも海外向け販売に積極的。海外からの個人マネー流入に一段と弾みがつき「アベノミクス」の効果は株や債券だけでなく不動産にまで波及しつつある。」
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ふふふ、来ましたね~の感じ。私はこっちのポジションの方が規模的に本命です。
しかし個別マンション物件の価格が上がるまでにはまだ時間がかかるでしょう。
ゆっくりとお待ちするスタンスです。(^。^)