REIT相場の高騰と個別不動産価格の著しい乖離
以前からブログなどで紹介しているREIT相場の割高・割安を判断するP/NAV指標が
更新されました(3月末)。2007年を上回る「割高度」です(^_^;)。
以前からブログなどで紹介しているREIT相場の割高・割安を判断するP/NAV指標が
更新されました(3月末)。2007年を上回る「割高度」です(^_^;)。
以下のTMAX社のサイトをご覧ください。
http://www.tmaxv.co.jp/service_solutions/fund_forecast_latest1.html
この乖離をどう理解したらよいか?
詳しくは来週トムソン・ロイター社のサイトに掲載される私の論考をご覧頂きたいと思います。
この乖離をどう理解したらよいか?
詳しくは来週トムソン・ロイター社のサイトに掲載される私の論考をご覧頂きたいと思います。
以下の最新の不動産証券化協会のレポート4月号を見ると、2月と3月の買い越し額の筆頭は投資信託、次いで民間銀行です。
上記のP/NAV指標の突出した高騰を見たら普通は「まだ買える」とは思えないですよね。つまり現時点で買っている方々は、こういうものを見ていない投資家だということでしょう。つまりfoolish moneyです。
2月のロイター社の論考(以下)で私が示唆した海外投資家の海は昨年12月に大きく出ましたが、その後はなりを潜めていますね。個人は売り越し継続、1月までに売ちゃった人、ちょっとタイミングが早過ぎましたね。http://jp.reuters.com/article/jp_forum/idJPTYE91J05120130220
4月に入ってさすがにREIT相場も、売りが出てきて、3月末比で少し値を下げている銘柄が多くなりました。 私もこの高騰局面で保有していたREITの4分の3は売りました。
残りもこの調子なら近々売るでしょう。(さっきまた一口売った)。
残りもこの調子なら近々売るでしょう。(さっきまた一口売った)。
しかし私の本命ポジションは個別不動産、都市部のマンションです。
昨年追加で2戸の築浅中古マンションを仕込みましたから。
購入代金の7割銀行から借りて、レバレッジ効かせて投資しています(^^)v
ここまでのREITの高騰は、これから遅れて起こる収益不動産価格上昇の序曲に過ぎないと思っています。もちろん、景気回復の持続が前提です。
ここまでのREITの高騰は、これから遅れて起こる収益不動産価格上昇の序曲に過ぎないと思っています。もちろん、景気回復の持続が前提です。
「最後にはバブルか?」 その局面がいつになるかはわかりませんが、その可能性は高い感じがします。同じトレンドが中長期続くと、大局的なレベル観を持たないfoolish moneyが同じ方向に累積してバブル局面になるのでしょう。
そうなるまで果報は寝て待てです(^^)v
追記:ガルブレイスが“A Short History of Financial Euphoria”の中でこう述べている。
「金融上の記憶というものはせいぜい20年しか続かないと想定すべきだ」
日本のREIT市場については2007年がミニバブルのピークでそのあとが相場崩壊だから、市場の記憶は5年しか続かなかったということかな・・・・(^_^;)
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