1、世界の金融市場のリスク度を測るIIMA-GMVI指数
私と国際通貨研究所で考案、公表しているIIMA-GMVI指数が本日の日経新聞に取り上げられております(^^)v
以下添付画像(新聞記事の図表)の上段の2つです。

記事引用
:「国際通貨研究所と龍谷大学の竹中正治教授が考案した世界市場ボラティリティー指数(GMVI)だ。22カ国の株式、債券、通貨について過去の動きの振れを集計。数値が高いほど、市場の不安心理が強い。...


指数はじわり上昇
経験則では、世界指数が1994年以降の平均である「3」を超えると要注意だ。3~4は平時からリスクオフに移る局面。4~5は地域的な危機の可能性が出てくる。5以上だと世界危機。過去20年ほどでは98年のLTCMショックと、2008年のリーマン・ショックの2度しかない。
1月末時点の指数は2.34。3は下回っているが、じりじりと上昇している。

指数を先進国と新興国にわけると、米連邦準備理事会(FRB)による量的緩和の縮小観測が強まった昨年半ば以降、新興国の高止まりが続く。国際通貨研の佐久間浩司・経済調査部長は「新興国に向かった過剰な投資が緩和縮小で調整している」とみる。

「米経済が緩和縮小に耐えられるほど回復した」(佐久間氏)ととらえれば、先行きを過度に悲観する必要はないが、今後の指数がどう動くかは注目だ。」
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オリジナルデータと図表は研究所の以下のホームページでご覧いただけます。
 
2、2月~3月の講演予定
普通、講演する時は主催者任せで自分では宣伝しないのですが、今回はちょっと予定をご紹介します。
 
(1)2月25日(株)SAIL(大井幸子社長)主催の講演会
タイトル:「アベリンピックス景気はまだ続く~円相場、株価、不動産動向を読み解く」
2月25日午後5時半から、新宿四谷
ご関心ございましたら、以下のサイトからご登録ください(有料5000円)。
 
(2)3月6日ワカバヤシFXでの講演
タイトル:「アベリンピックス景気はまだ続く~経済学で読み解く円相場、株価、不動産市況~」
有料
第1部竹中正治、第2部若林栄四氏・・・・昔の上司なんですが、若林さんと私では相場に対するアプローチが水と油以上に違う。 どうなっちゃうんだろう。大丈夫かしら~
 
(3)3月11日大阪経済調査会(大阪商工会議所)主催
詳細未掲載
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