次はアジア・マネーでバブリましょう。
シンガポール、香港、台湾などの超富裕層のマネーが東京のマンションなど不動産購入に動いて価格を押し上げ いるというWSJの記事
アジアマネーで沸き立つ東京都心の不動産市場
実際、私とコンタクトがある不動産仲介業者も、全く同じことを言っていた。「彼らは東京の事情はそれほど良く知らないし、価格はかなりあまいケースもあります。ですから、竹中さんもお手持ちの物件どれか売りませんか?」とさ。
このブーム・サイクル、世界の景気回復が続く限り、東京五輪の2020年前後まで続くかもしれない。そして、最後は毎度お馴染みの何らかのクラッシュ・シナリオだろう。
さて、早まらずに、引きつけて、どう売り抜くか・・・・楽しみな局面(^。^)
さて、早まらずに、引きつけて、どう売り抜くか・・・・楽しみな局面(^。^)
弊コラムのリピーターの皆様方は、決してブームに煽られて割高な買い物などなさらぬように。
引用:「不動産関係者の多くは、こうした高級マンションブームは、安倍晋三首相が12年12月以来推し進めてきた「アベノミクス」のおかげだと考えている。関係者らによると、海外の買い手も東京の不動産市場に強い関心を示している。東京が2020年夏季五輪の開催地に選ばれたことも熱気をあおっている。
香港やシンガポール、台湾の投資家を中心とする海外の買い手が不動産価格の押し上げに一役買っている。こうした投資家たちは、青山と赤坂、麻布、六本木といった最もおしゃれな地域(この辺りでは「3AアンドワンR」と呼ばれる)の不動産を好む傾向がある。
ジョーンズラングラサールは昨年、東京の住宅用不動産を売り込むためにシンガポールと香港で8回のセミナーを開いた。水野氏によると、セミナーには毎回、約200人の投資家が参加した。見たこともない不動産を購入する人々もいた。
森ビルが手掛け、6月に完成予定の「虎ノ門ヒルズ」が今後の市場の試金石となる見込みだ。森ビルは虎ノ門ヒルズで172戸の分譲マンションを売り出す計画。販売の詳細についてはまだ決まっていないが、不動産関係者は一坪当たり1300万円での販売もありうるとしている。これは1990年代初期に日本の不動産バブルがはじけて以来、東京では見られなかった価格だ。」
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関連論考
2013年2月 REITバブル再来の可能性、トムソンロイターコラム
2013年4月 REIT高騰に続くか、マンション投資の鉄則、トムソンロイターコラム
2014年3月 マンション価格の上昇は続くか、割高・割安の見抜き方、トムソンロイターコラム
参考他レポート
2013年首都圏新築マンション契約者動向調査、リクルート
近著「稼ぐ経済学~黄金の波に乗る知の技法」(光文社)2013年5月20日
↑New!YouTube(ダイビング動画)(^^)v