毎度のトムソン・ロイター社への寄稿です。ただ今掲載されました。↓
http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKBN0IQ0EN20141106?pageNumber=1&virtualBrandChannel=14297
冒頭部分引用:「黒田日銀の追加緩和策「ハロウィン・サプライズ」と公的年金運用改革のダブル・インパクトでついに115円までドル急騰・円急落の展開となった。筆者も「110円越えはドル金利が実際に上がり始める来年か」と思っていたので意外な急展開だが、短期の相場変動というものはそもそも意外性を伴うものだ。
こうした状況になると「来年のドル円相場のドル天井圏は120円だろうか、いやもっと上がるか」との相場談義も増えてくる。為替相場に限らず、長期投資に欠かせないのが相場の割高・割安を判断する大局観だ。結論から言うと、目先はドルが上がる勢いだ。
しかし、110円台にのせたドル円相場は、日米のインフレ率を勘案した実質相場指数で見ると、1985年のプラザ合意以前の80年代前半に見られた「スーパードル高」期のレンジに入り始めている。長期的にはドル売りが報われる可能性が高い・・・」
***
株価も円相場も荒い値動きですね。今週は明日金曜日米国雇用統計の発表、NY市場でまた荒れそうな感じもしますが、まあ短期の変動はわかりませんわ。われわれ一般個人投資家は波乱相場には距離をおいて対処するのが一番だと思います。
近著「稼ぐ経済学~黄金の波に乗る知の技法」(光文社)2013年5月20日
↑New!YouTube(ダイビング動画)(^^)v