毎度のロイター・コラムです。ただいま掲載されました。


冒頭引用:「米国の完全失業率は1970年以降では好況期の極めて短期間を除いては4%割れを起こしたことがなく、4%台の失業率は事実上の完全雇用に近いと考えられている。景気回復の持続で現在の失業率は4.3(20175)まで下がった。ところが、消費者物価指数(除く食料とエネルギー)に見るインフレ率は前年同月比で一時2%を上回ったものの、直近再び2%割れとなった(1.7%、20175)。なぜインフレ率は軟調なのか。低インフレから抜け出せない日本の状況にも示唆的なので、その原因と経済、金融への影響を考えてみよう・・・」

上段の図はロイターの掲載図と同じ。下段は掲載されていない1990年以前の米国のフィリップ曲線です。こうやって見ると、フィリップス曲線が安定的に右下がりだった時期は、1960年以降で半分もないくらいなんですね。




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