現代ビジネスへの寄稿です。
今朝掲載されました。

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失業率の改善と自殺者の激減が示す、日本経済 『明確なひとつの答え』

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/56764

冒頭引用:「私のようなエコノミストにとっては、各種の経済データから現下の状況が景気回復局面にあることは間違いないのだが、その一方で「景気回復が実感できない」というような意見やアンケート調査をメディアではよく見かける。

例えば以下のような記事である。「朝日新聞社が11、12両日に実施した全国世論調査(電話)で、景気がよくなったかどうかの実感を尋ねたところ、『あまり』と『まったく』を合わせ、『実感していない』は82%に上った」(朝日新聞、2017年11月14日)。

この種のアンケート調査は質問の表現次第で、結果は白にも黒にもなるので注意しなければならない。人間が本当に感じていることと、ある種の問いに対して意識的に表出される言葉とは、実は乖離している場合も多い。
本当のところ近年の日本の景気は生活者の目線で改善しているのだろうか、していないのだろうか。
それを判断するひとつの方策は、表出された言葉ではなく、人々の行為の結果を見ることだ。今回このコラムでまず注目するのは自殺件数の変化である・・・」

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