米国連邦議会が政府債務発行残高の上限引き上げで民主党と共和党が8月2日までに妥結できないと、政府の支払いが止まり、新たな金融危機を招く、という問題が繰り返しクローズアップされている。
私の目にはこれは過去何度もやって来た両党のチキンゲームで、先に妥協した方が負けの党派対立に過ぎない。
「でも、妥結できないまま、双方とも米国経済を道連れに崖から転落するというリスクもゼロではないのでは?」という心配が投資家心理を冷え込ませているのだろう。
今日のダイヤモンドオンライに掲載された元クリーブランド連銀総裁のホスキンス氏の以下の説明は、私の認識に一番近いので、ご参考まで。